プラハ在住。ITに強いピアニスト。

普通留学して国外ネタ出すとしたら音楽の話をすると思うじゃないですか。しないんですよ。するけどそういうことじゃない、みたいな。

プラハに拠点を移して早くも1年が過ぎたわけですが、思い返してみるとこのブログで特に触れてなかったんですよね。
「留学する」「拠点を移す」というのはなかなか大きな変化と多くの方々が思うみたいですね。
逆張りってわけではないですが、正直自分はあまりそんな感じがしないので、Facebookでさらっと触れるくらいにしてたのですが、そのせいか日本にいると思っている方が多かったんですよ。
プラハに移ってからも継続的に案件渡してくださる方から「明日打ち合わせで都内で会えます?」とか聞かれるのですが、ごめんなさい、それ2月まで待ってもらえますか、みたいな。
日本国内にいるときから電話はFB MessengerとLINEがメインで、演奏以外はすべてオンラインで完結とかリモートワーク的に動くタイプ。
時代の最先端。言い換えると引きこもり。
テキスト的なコミュニケーションが専らなのでやり取りから時差も意識することがないみたいで、そうなると拠点が国外に移ってるなんて夢にも思わないようです。

いかにも「ヨーロッパですー!」みたいな街並みのプラハにいますので、これからはそういったことに触れていこうかなと。

話が変わるのですが、twitterやFacebookのタイムラインを見返すことが時おりあって、そうしてみると内容がだいぶ偏ってる感がある。
大雑把ながら頻出順にカテゴライズすると以下の3つに集約されるかなと。
1. IT・テクノロジー
2. それってどうなの的ネタ
3. 音楽

職業的に考えて順番逆の方がよくない?

2番目、「それってどうなの的ネタ」なんて書くと七面倒臭い感じですけど、日本国内一般公演でスーツ着用が推奨ってどうよ、みたいな話。やっぱり面倒くさい。

▶日刊スパ:彼女が号泣した悲惨な秋デート。クラシックコンサートで失態続き…
https://nikkan-spa.jp/1609153

最近は働き方改革推進もあって、だいぶいい方向に社会が向かってるんじゃないかな、と思っている矢先にクラシック音楽業界でこういう論調が出てくる、しかも来場者側から出てくるのは正直微妙な感じですね。

ちなみに。

プラハのド中心、ブルタヴァ河のほとりにはルドルフィヌム(ドヴォルザークホール)があるのですが、ここはプラハ市内にあるコンサートホールで第一級扱いなのかスーツ着用どころか蝶ネクタイでビシッとキメてくる人がかなり多いです。
なのでこの件に関しては、よくありがちな「欧米では~」的な否定は通用しない街であります。
パリやベルリンでは割とラフな格好したのが多い印象でしたが。

正直服装に関してはスーツでもTシャツでも自由にすれば、と思うので正直そこは超どうでもいい。
問題なのは「空気読め」的なドレスコードの強要。
ドレスコード指定したいならチケット、チラシに書きなってだけです。
しかも主催者が望んでるわけでもないという。
これ、誰が得をするんでしょう。

そういえば先日、ルドルフィヌムでの鬼才ポゴレリッチの公演を聴きに行ったのですが、チケットには「ドレスコード:ダークスーツ」と指定がバッチリありました。
あのポゴレリッチ空間がダークスーツで埋め尽くされる…?
これ、どうなるんだろうな、と思いながらも当日を迎えてみれば、実際には全員が全員、ということはさすがになかったです。

ただ、開場時間にホールに入ってみればポゴレリッチはステージ上で帽子被りながら何だか洒落た和声進行弾いて遊んでるし、その横でスタッフが電話してるしでかなり混沌とした状況。
自分の周囲の席に、見るからに「たまには家族揃って音楽鑑賞」みたいな方々がいたのですが、この公演をチョイスするのは果たしてどうなんでしょう…。
だいぶハードル高くないですか?人生初ラーメンで二郎行くようなものですよ?

ところで、最近日本でもキャッシュレスが進んでいるみたいでこれも嬉しいですね。
つい先日のニュースで触れられてましたが、ついに郵便局がクレジットカードに対応してくれたそうですね。英断。
ずっと前からSuica(Felica)が普及している国で、今頃になってQRコード決済かー、感はありますが、Felicaは導入にコストがかかるみたいで、これだとタッチ式決済がどこでも手軽に対応、になるのは難しそう。
Felicaは通勤ラッシュ時の改札使用に耐えられるくらいのスピード感を求めて作られた結果、たいへん優れてるのですが一般的な決済にはそこまでの処理速度は必要ない、という感じみたいですね。

プラハの決済事情としては現金決済のみの店を見つけるのが難しいくらいにはクレジットカード決済が普及してますね。
ここで大事なのはクレジットカード自体がタッチ式になってること。
日本では全く知られていないですが、iDやQUICPayみたいなのがカードの標準機能化してるみたいです。
Mastercard Contactlessとかですね。
こっちのタッチ式決済はNFCタイプA/Bという、もう少し導入コストが安いシステムを使ってるみたいです。
で、飲食店なんかではそれが搭載された持ち運び可能な機器を各店員が所有してる、という感じ。
全員かどうかはわからないですけど。

決済前に伝票が渡されるのですが、そこには「チップは含まれてないからね!」と大きく書かれてたりします。
なかには決済金額を自分で入力して、というかたちでチップを促すスタイルもあります。
圧がすごい。

自分は日本のクレジットカードを持ってきているのですが、メインカードがタッチ式化されていないので、Apple Payにそのカードを登録することでタッチ式化、iPhoneで決済してます。
指紋認証必須なので安心。
知らない方が多いのですが、Apple PayにMasterCardを登録すると、すべてContactless化されるんですよ。
日本ではContactlessはほとんど使えないですし、Apple Payにカードを登録すると自動的にiD・QUICPay化されて使えるようになるので、9割の人々には不必要な知識ですが欧州に旅行する方、留学する方は頭にいれておくといいですよ。