プラハ在住。ITに強いピアニスト。

キッチンと練習でテクノロジーを活用する話。

スマート家電といえば、Amazon.jpで27日まで、Echoシリーズユーザー限定でスマート家電系グッズがだいぶ安売りしていたみたいですね。

自分もAIスピーカーが日本国内でリリースされた頃に2つ、EchoとEcho dotの2つを手に入れました。
コンパクトなEcho dotはプラハにも持ってきたのですが、あれ、キッチンで割と重宝します。
特にタイマー。

例えばパスタを茹でながら野菜も刻む、なんて並行作業してたりすると、茹でた時間わからなくなることがあるとしたら、茹で始めるときに「アレクサ、タイマー10分にセット」と言えばいいわけです。
並行してタイマーを作動させられるのもポイント高い。
風呂沸かしは8分、パスタを茹でるのに10分、といった感じ。
これが3つも4つも、なんて事になると覚えてられないですし、手を止めずにできるというね。
とにかく何かをし忘れないようにする、という方向で活用する分には優秀なのではないでしょうか。
今のところタイマーくらいしか思い当たらないですが。

Amazon Music Unlimitedにも加入してるので、音楽も再生できます。ただ、使い勝手は正直微妙。
クラシックの場合、演奏者と作曲者が別々なので、的確に聞きたいアルバムを再生するのが難しい。
難しいというかどうすればいいのか見当が立たない。
なので「アレクサ、何か音楽かけて」という具合に適当に声をかけて、気に入らなかったら「別のを再生して」と変更してもらう感じです。
過去に再生したプレイリストが何かしら再生されるので、まぁ適当に聞き流すくらいならいいかな、みたいな状況。
Echoを操作するアプリもあるので、そっちで再生指定することもできたはずですが、手軽じゃないのでやらない。

AIもどんどん優秀になってきて近いうちに人間が担う仕事を奪っていくんじゃないか、なんて話もありますが、個人的見解ではありますが、AIに奪われるというよりは単純作業的な部分で手間を省いてくれる、くらいに考えておいたほうがいいんじゃないかな、と。
そういう方向性に関しては割と楽観的に捉えていますが、AlexaやSiriに関してはまだAIもユーザーの意思をスムーズに汲み取れない方が気になる状況。
まぁ日本語は日本だけで使われる言語というのもあってか、英語と比較するとまだ扱いきれていないのかな、と。
AlexaやSiriに何かしてもらうにしても、AIがうまく理解出来るような言葉遣いをこちらが選ぶ必要があったり、うまく聞き取ってもらえない率が高い。
要は雑な振りに対応できるようになってほしい、といったところでしょうか。
今後の頑張りを期待するところであります。

先日、NewsPicksの動画コンテンツで「結婚は時代遅れか」というテーマが扱われていたのですが、その中で「AIはコミュニケーションをキープするという観点では配偶者の代わりになるかもしれない」といったような内容があって、なかなか面白かったですね。
AIがユーザーに対して「あなた、何を言ってるんですか?」なんて辛口で返してきたりはしないでしょうから、肯定ばかりしてくる相手ってどうなのかな、という気もしますが。

そういえば、AmazonにはAudibleというオーディオブックサービスがあって、それをEchoで再生できるみたいですね。
子どもへの読み聞かせを代行させるのにAIスピーカーはいいのかも。

といった感じでテクノロジーをどんどん活用したい方向で日常を過ごすタイプなんですが、専門の音楽に関しても同様なわけです。
例えば、留学するにあたって楽譜を一冊も持って来なかったり。必要そうな楽譜は出国の4日前くらいに一気にPDFスキャンしました。

そのうち話題にすると思いますが、日本の自室には富士通製の書籍・雑誌スキャナがあるんですよ。
ページめくってるだけでスキャンしてくれて、歪みも補正してくれる。
さすがにオリジナルのようにビシッとは補正されず多少歪んだりしますが、個人的に利用する分には差し支えないレベル。
これのおかげでスキャン作業時間が大幅に短縮されて、例えばシューマンのピアノ協奏曲一冊が13分でPDF化できたりします。

で、作成したPDFはDropboxに入れてForScoreで閲覧、という具合なわけです。
iPad Pro12.9インチだと1ページあたりA4サイズですし、Apple Pencilも使えるので圧倒的に便利です。

例えば異なる教授に指導を仰いだりすることがあったとして、それぞれの指導内容を色分けして書き込める。
紙の楽譜ならペンを使う必要がありますが、書き間違えても消せないわけです。

ページ送りはBluetoothペダルを使えばOK。
一昨日、初見合わせのときに紙の楽譜を用意されて、ページはたわむし、ページ終わりに両手が忙しいときは楽譜が冊子なのも忘れて、ありもしないページ送りペダルを踏んだり。

ところでヘンレ版にはアプリがあるんですよね。あまり知られてないみたいですが。
印刷も出来るし、指使いも切り替えられたはず。レイアウト部分で結構凝ったことができましたが、正直そこはこだわらなくていいんじゃない、みたいな感じです。
でも率先して電子化に注力してくれたのは嬉しい。
実はヘンレのアプリ、日本でのマーケティングのようなことを打診されたことがあるんですよね。
考え方も違いましたし、結局引き受けるには至りませんでしたが。