プラハ在住。ITに強いピアニスト。

音楽でも文系VS理系。

先月、日本に短期間帰国していまして、新コロナ騒動のさなか予定していた演奏会もイベントもすべて完了できたわけですが、今月の帰国はさすがに厳しいようで、目的の演奏会がキャンセルになってしまいました。再度プラハに戻ってくる際に新たに入国制限の対象になったりしなければいいのですが。

これに加えて、エールフランスで購入済みだった航空券が間違ってたうえ、韓国経由のフライトで「ヤバい詰んだ」と思ってたのですが、この騒動の影響で払い戻ししてもらえるらしく、しかもJALでほぼ同価格で書い直しができたのでむしろウィルスを味方につけてる感すらあります。

ところでリサイタルを4月に予定していたのですが、一連の騒動のあおりを受けて延期開催となってしまいました。チラシを印刷する前なのでノーダメージなのが幸いでした。ふだんドビュッシーやショパンといった作品で構成しているのですが、今回のプログラムは下の通り、ちょっとだけ重ためなのを予定しておりました。

・バッハ=ケンプ:前奏曲 BWV29、「主よ人の望みの喜びよ」
・モーツァルト:きらきら星変奏曲
・ベートーヴェン:ソナタ第27番、第14番「月光」
・ブラームス:6つの小品 作品118
・プロコフィエフ:ソナタ第7番「戦争」

後半胃もたれしそうな感じですが、それ以前に「今度作品118を弾くんだけど…」と知人に言うと100パー「ブラームスって性格じゃないでしょ」と返されます。

正直なところ、文系の極みのような作品群なのに対して、自他ともに完全な理系認定される自分とでは絶対相性最悪だなー、と思いながらチョイスしましたし、実際譜読みしながら精神外科手術を受ける必要性も感じられたのですが、気長に付き合ってるうちに割と相性もよくなってきました。言われるんですよ、「予想外にいいじゃん」って。予想外だそうで。

あいにく今回は見送りになりましたが、また何かの機会にご披露できればなと思います。