台風で開催延期となった「フライデーナイトコンサート vol.6～スタインウェイ&ベーゼンドルファーで弾き描く、めくるめく美音の幻影」が今月21日、たくさんのお客様にお越しいただき、無事終演を迎えることができました。
ラヴェルのラ・ヴァルスなどピアノ・デュオの作品を取り上げましたが、プログラム最後のラフマニノフ：交響的舞曲 終楽章は、管弦楽での演奏を前提に書かれた感が非常に強く、初見の聴衆に音楽としての話の筋が伝わるのか不明に思いながら取り組んでいたのが正直なところでしたが、終わってみれば非常に盛り上がった反応と内容となりました。
今回はピアノデュオということで、客席のどこからみても見応えのある配置を考えた結果、客席に向かって斜めに、2台のピアノずらした並行配置をすることで、合わせでも視覚的に確実、ピアノの蓋を外す手間も省け、何よりも見た感じが航空機が並んでるようでなかなかスタイリッシュな様相で、終演後の来場者アンケートでもたいへん好評のお声を頂戴いたしました。
